子なし人生の幸運

子なしの幸運

記事の更新こそしていないけれど、最近、毎日ブログと向き合っています。

最初は「片付け」の話を書こうとして、挫折。
次にもっと簡単な「フライパンの買い替え」について書こうとして、これも休憩中。

書けそうで書けないモヤモヤ感と、今度こそ書けそうな期待の繰り返しで
あっという間に1日が終わります。

そのことを仕事から帰ってソファでくつろぐ夫に話すと、
「書いているうちにできるようになるよ」と言って、少しアドバイスをくれました。

「そのうちできるようになる」

当たり前のように言ってくれたことが、とても有難い気がしました。

正直、自分でもそう思っていて、全然落ち込んでないけれど、
現状できてない私を馬鹿にするでもなく
そんなこと(ブログ)を毎日やっている私を鼻で笑うでもなく
ただ私の能力を信じて、私が取り組んでいることを応援してくれることが
貴重で、かけがえのないことのように思えました。

「優しい人と一緒になったなぁ」

そう思って、お礼を言いました。

そのことを夕食後にお皿を洗いながら思い出し、
この時間を残しておきたいとブログを書いています。

子なし夫婦は「子供がいない不幸せな夫婦」と見られがちですが、
人ひとりと向き合うのは、けっこう大変。

子なし夫婦の自分は、「夫」という人と深く絆を築く時間を与えられたんだ、と考えています。

子供を持つことはとっても素敵なことだけど、
バタバタ忙しく過ごすうちに、いつの間にか失われた時間に気付く虚しさもあると思う。

子持ちの人がバタバタ過ごしている間に、
子なしの自分は落ち着いて夫と付き合う時間がある。

ひとりの人と時間を過ごす。深い絆を持つ。

そのうち老いて、長い間共にいて、それぞれのタイミングでこの世を去る。

これもまた素敵な経験。

人はいつか死ぬことを思えば、濃密な関係が築ける自分の人生は1つの幸せの形だと思う。
そんな時を過ごせる自分はなんて幸運なんだと、心から思います。

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