プロフィールの特技に「ものまね」と書いた通り、なにかの「特徴」をつかむのが得意です。
「ものまね」というと立派な特技のようですが、実際は「つられやすい」んです。
例えば、
練習していないのに隣のソプラノを歌ってしまう
住んだことないのに関西人がいると、関西弁になる
といった具合。
特に困ったのは、読んでいる小説によって言葉遣いが変わってしまうこと。
大学で明治・大正の本にハマったときは、レポートがおかしなことになりました。
楽しい「つられライフ」ですが、最近ブログを書くようになって、キャラが安定しないことに悩んでいます。参考に有名ブロガーさんを読むと、それにつられて、雰囲気重視の主婦ブログを読むと、それにつられて、ガジェット系と読めば、それにつられて、、、「 私 」は一体どこにいるんでしょう・・?
そんな折に見つけた「エニアグラム」の本。
最初は、外国の賢い心理学者が書いた「人間は9つのタイプ」というだけの本だと思いました。
まったく、違いました。
エニアグラムは動物占いのような「性格診断」ではなく、9つの性格タイプによって隠された「本当の自分」を知るための道しるべだったんです!そう、スピリチュアルだったんです!
簡単に要約すると、
- エニアグラムは特定の宗教ではない
- エニアグラムの中核の真理は『 私たちは性格をはるかに超えた存在である 』
- 「性格」は限定されたなじみの部分にすぎない
- 「意識」は「性格」の支配を受けすぎて、本来のスピリチュアルな「自分 = 聖なる輝きを持っている個人」を忘れている
- エニアグラムは9つの性格タイプは人を分類するものではなく、すでに囚われている箱(性格)からの解放を助けるもの
エニアグラムでは「死」や「消滅」「無」に対する普遍的な恐れに対して、幼少期にどう反応したかで9つのタイプ(性格)に分けられるとし、それを理解することで、自分の心奥深くの恐れを手放し、真に高潔で、愛ある落ち着いた自分へ統合される、と考えています。
ちなみに私は【タイプ6:忠実な人】でした。
未来志向、安全志向で、周囲の意見を頼る、にもかかわらず人を信じることを恐れ、何より自分を信じられないタイプ(どうしろっちゅうねん)
あと危機的状況ほど、何をすべきかクリアに、瞬時にわかる、全体が見える、迷わない。というのは本当です。普段自分を信じられないのに、ピンチになると「自分を強く信頼する」という矛盾した性格です。
私が読んだのは、自分のタイプを「知る」基礎編。
次に、どうしたら「本質の自分」へとつながれるかの実践編があります。
あとがき
まさか「エニアグラム」が性格診断ではなく、スピリチュアルだとは思いもしませんでした。
私自身は今年に入って、大きな変化がいくつもあり、紹介されている【 タイプ6】とは異なる面がかなりあります。ただ幼児期のトラウマや、失敗経験など「あー・・・」と思うとこがあり、非常に参考になりました。
当初の「ブログのキャラがどうの」なんて吹っ飛んでしまいました。
紹介した2冊はボリュームが多く、スピリチュアルな面が強いようです。
「自分のタイプは知りたいけど、スピリチュアルはちょっと・・・」という方には、
鈴木秀子さんの著書がおすすめです。入門書としての評価も高いので、あわせてご参考ください。
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