「おすすめの投資本を1つ教えて」と言われたら、この本を紹介します。

チャート分析もファンダメンタルも一切なし!
小学生の算数レベルで、普通に考えて、当たり前に資産を増やす方法を教えてくれる神本です。
- 投資の基本が知りたい
- シンプルで普遍的な手法が知りたい
- 投資時間は5~10分で済ませたい
- 自分で投資計画を立てられるようになりたい
- トラリピ1本あたりの適切な金額を計算したい
- 小さな利益でいいから、安全にコツコツ取り組みたい
おすすめポイント
投資の基礎がわかる
「投資のメソッド」を読むと、こんなことが学べます。
- 投資対象の選び方
- 投資の考え方
- 勝てる仕組みの作り方
- 投資の取り組み方
投資の本は、理論だけ、メンタルだけ、手法だけのと1ジャンルで1冊というものが多いです。
「基本・理論・今日から使える具体的な手法」のすべてが1冊にまとまっている
(しかも、わかりやすい!)ので、効率的に学べます。
具体的な手法を、丁寧に、1つだけ
投資の手法は星の数ほどあります。
でも初心者としては、たくさんの中から「好きなものを選んでいいよ」と言われるより、1番堅実な方法を「コレ!」と教えて欲しいですよね。
本書では、小学生でも理解できるくらいの丁寧さで、金CFD取引の1手法を説明しています。
読んだらすぐに始められる、検証も練習も要りません。

2年間、FXのチャート分析に取り組んできたので
読んだときは衝撃でした・・
ごまかしようがないほど、シンプル
投資に100%はありません。自分で損をするならまだしも、誰かにだまされたり、よくわからないことに大金を投じて、知らないうちに大損するのだけは避けたいです。
「投資のメソッド」の手法は、
- 売買するのは自分
- 色んな商品が入り混じった投資信託などではなく、金などの一次商品に投資
- 上がる下がるを予想しない
- 下がったら買う、上がったら売る
という、シンプルな方法。
お金がらみはシンプルで裏がないほど、安心できます。

普遍的で柔軟
「投資のメソッド」は、チャート分析をしないので、時代に左右されません。
資金量の調整も簡単。
資金が増えたら、購入単位を増やす。減らすときは、買い値幅を広げる。
それぞれの資金量に応じて、計画を立てられるので無理がありません。
手法が時代に左右されない、資金管理に無理がないので、長く続けられます。
投資は長く続けるほど、複利が活かせるのもポイントです。
奥山さんの名言にグッとくる
最初は取引方法ばかり読んでいましたが、実際に取引をするようになってから読み返すと、さらっと書かれた著者の言葉に重みを感じます。
今回、久しぶりに読み返したら、
「使っても使ってもお金がなくならない」という人がお金持ちです。お金「持ち」というけれど、実際はお金を持っている人ではなくて、お金の増やし方を知っている人のことなのです。
ここにグッときました。

投資の本質(宝)が散りばめられている本だよ
残念ながら、向かない人がいます
「投資のメソッド」で紹介されている手法は、リピート系と言われる長期投資です。
だから、
- 1年で結果を求める人
- 70歳以上のご高齢の方
には、おすすめしません。
基本的には売買と複利の効果で資産を殖やしていくので、収入目的でこれから始めようというタイプではないかなと。
7年以上続けて元本回収してから、売買益で暮らすのはアリだと思います。

補助:計算式ダウンロード
唯一、残念だったのが、計算式の説明図がないこと。
穴埋めできる計算シートを作ったので、ぜひ手を動かしながら、本を読んでください。

実際に、私が使っているフォーマットです。
ご自身で取引する際は、利用する証券会社の証拠金が何%なのか調べてください
あとがき
「コスパのいい本だなぁ」と、つくづく思います。
中古で1,000円以下で買えて、
- 10年以上使える
- 何百万円を生み出す
- よっぽどのことがない限り、失敗しない
- すぐに使える(練習時間を必要としない)
- 読み返すと発見がある
投資は開始が早いほど、少ない金額で始められてリスクを抑えられるので、「もっと早く知りたかった・・!」です。

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