【vol.4】ビットコイン初心者が知りたい質問に回答してみました

ビットコインの取引所や販売所の中に、現物レバレッジって書いてあるの何だろう?暗号資産FX って何?
わかりやすく違いを教えてください!

今回は、前回に引き続き口座開設の基礎知識を解説します。

konaka

回答の中には、正確でない部分もあるかもしれませんが、
「私は、こんな考えてやっているよ~」というのが伝わって、
ご自身で考えるきっかけにして頂けたらと思っています。

本記事は投資を勧めるものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします

目次

Q & A

現物取引ってなんですか?

現物取引は、実際にビットコイン現物を買ったり売ったりする取引です。

ビットコイン1枚を買ったら、ちゃんと口座にビットコイン1枚分が入っていますし、
0.5枚売ったら、口座には0.5枚分のビットコインが残っています。

レバレッジ取引ってなんですか?

レバレッジ取引は、実際にはビットコインの受け渡しをせずに、将来の値上がり/値下がりを予想する証拠金取引です。当たったら利益、外れたら損失になります。

特徴は、

  1. 手元資金より多い資金を運用できる(国内取引所は2倍)
  2. 下落相場でも収益を狙える

ことです。

konaka

ビットコインを買ったとき、
現物取引は自分のモノになるけど、
レバレッジ取引は「その値段で買った」データだけだよ

証拠金取引:
口座にお金を預けておいて(証拠金)、利益が出たらプラス、損失が出たらマイナスする差金決済取引のこと

「 下落相場でも収益を狙える 」ってどういうこと?

現物取引は、買った値段よりも高い値段で売ることで利益になります。

レバレッジ取引は、上記に加え「売り」から取引することができます。

つまり売った値段よりも安い値段で買ったら、利益になります。

トリさん

難しく考えず、思った方向に伸びたら利益になると思えばOK

●価格が上がると思ったから、買った
 →価格が上がったら利益、下がったら損失

●価格が下がると思ったから、売った
 →価格が下がったら利益、上がったら損失

現物といっても、千円札と違って、ビットコインはデータですよね?
レバレッジ取引のデータと何が違うんですか?

たしかに現物のビットコインもデータですが、それは実際に所有する金融資産です。

昔は株を購入したら「株券」がありましたが、今は証券会社の取引口座に購入した「データ」があるだけです。でも購入した株は自分の金融資産ですよね。

ビットコインの現物も同じです。

取引所の中に「レバレッジ取引」とあるのは、なんですか?

「 取引所=現物取引 」と誤解しているようです。

現物取引は、実際にビットコインを売買する取引です。

レバレッジ取引は、価格が上がった/下がったを予想する取引です。

お客さん同士で作られた価格(取引所価格)を使って、レバレッジ取引しているだけです。

konaka

販売所の価格は、取引所が提示した価格だったよね

板情報ってなんですか?

取引所で採用されている、注文状況が並んだ掲示板です。

販売所と違って、取引所はお客さん同士の取引でしたよね。
お客さんの要望は、「この価格で買いたい/売りたい」「もっと高くても買いたい/売りたい」と様々です。

そのため、どの価格帯にどのくらいの数量分の注文があるのか 見やすくしたもの(=板情報)が必要なのです。

詳しい見方については、GMOコインの説明がわかりやすいので、こちらをご覧ください。

参考:取引所の仕組みや、板情報について教えてください

暗号資産FXってなんですか?

暗号資産FXは、販売所価格(2way方式)でのレバレッジ取引です。

取引所のレバレッジ取引と、暗号資産FXって何が違うの?

どちらもレバレッジ取引という点は同じです。

基本的に価格の提示方法が板情報か、2way方式かの違いだけです。

株に慣れている人は板情報が便利ですし、FXに慣れている人は2Way方式の方が取引しやすいので、好みの問題と思ってください。

トリさん

取引手数料や建玉管理料など、ルールは仮想通貨業者ごとに違うので厳密には全く同じではないかも。必ず利用する会社のルールを確認しよう!

まとめ

以上、第4回目のQ&Aでした!

現物取引とレバレッジ取引の違い、わかっていただけたでしょうか?

ポイントは、取引所=現物取引ではないということですね。

  1. お客さん同士で作った価格を利用するか、取引所の提示価格で取引するのか
  2. 現物取引か、レバレッジ取引か

これらの組み合わせで、利用する取引所のシステムが変わる、というのを覚えておいてください。

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