ビットコインの取引所や販売所の中に、現物やレバレッジって書いてあるの何だろう?暗号資産FX って何?
わかりやすく違いを教えてください!
今回は、前回に引き続き口座開設の基礎知識を解説します。
回答の中には、正確でない部分もあるかもしれませんが、
「私は、こんな考えてやっているよ~」というのが伝わって、
ご自身で考えるきっかけにして頂けたらと思っています。
本記事は投資を勧めるものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします
Q & A
- 現物取引ってなんですか?
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現物取引は、実際にビットコイン現物を買ったり売ったりする取引です。
ビットコイン1枚を買ったら、ちゃんと口座にビットコイン1枚分が入っていますし、
0.5枚売ったら、口座には0.5枚分のビットコインが残っています。 - レバレッジ取引ってなんですか?
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レバレッジ取引は、実際にはビットコインの受け渡しをせずに、将来の値上がり/値下がりを予想する証拠金取引です。当たったら利益、外れたら損失になります。
特徴は、
- 手元資金より多い資金を運用できる(国内取引所は2倍)
- 下落相場でも収益を狙える
ことです。
konakaビットコインを買ったとき、
現物取引は自分のモノになるけど、
レバレッジ取引は「その値段で買った」データだけだよ - 「 下落相場でも収益を狙える 」ってどういうこと?
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現物取引は、買った値段よりも高い値段で売ることで利益になります。
レバレッジ取引は、上記に加え「売り」から取引することができます。
つまり売った値段よりも安い値段で買ったら、利益になります。
トリさん難しく考えず、思った方向に伸びたら利益になると思えばOK
●価格が上がると思ったから、買った
→価格が上がったら利益、下がったら損失
●価格が下がると思ったから、売った
→価格が下がったら利益、上がったら損失 - 現物といっても、千円札と違って、ビットコインはデータですよね?
レバレッジ取引のデータと何が違うんですか? -
たしかに現物のビットコインもデータですが、それは実際に所有する金融資産です。
昔は株を購入したら「株券」がありましたが、今は証券会社の取引口座に購入した「データ」があるだけです。でも購入した株は自分の金融資産ですよね。
ビットコインの現物も同じです。
- 取引所の中に「レバレッジ取引」とあるのは、なんですか?
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「 取引所=現物取引 」と誤解しているようです。
現物取引は、実際にビットコインを売買する取引です。
レバレッジ取引は、価格が上がった/下がったを予想する取引です。
お客さん同士で作られた価格(取引所価格)を使って、レバレッジ取引しているだけです。
konaka販売所の価格は、取引所が提示した価格だったよね
- 板情報ってなんですか?
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取引所で採用されている、注文状況が並んだ掲示板です。
販売所と違って、取引所はお客さん同士の取引でしたよね。
お客さんの要望は、「この価格で買いたい/売りたい」「もっと高くても買いたい/売りたい」と様々です。そのため、どの価格帯にどのくらいの数量分の注文があるのか 見やすくしたもの(=板情報)が必要なのです。
詳しい見方については、GMOコインの説明がわかりやすいので、こちらをご覧ください。 - 暗号資産FXってなんですか?
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暗号資産FXは、販売所価格(2way方式)でのレバレッジ取引です。
- 取引所のレバレッジ取引と、暗号資産FXって何が違うの?
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どちらもレバレッジ取引という点は同じです。
基本的に価格の提示方法が板情報か、2way方式かの違いだけです。
株に慣れている人は板情報が便利ですし、FXに慣れている人は2Way方式の方が取引しやすいので、好みの問題と思ってください。
トリさん取引手数料や建玉管理料など、ルールは仮想通貨業者ごとに違うので厳密には全く同じではないかも。必ず利用する会社のルールを確認しよう!
まとめ
以上、第4回目のQ&Aでした!
現物取引とレバレッジ取引の違い、わかっていただけたでしょうか?
ポイントは、取引所=現物取引ではないということですね。
- お客さん同士で作った価格を利用するか、取引所の提示価格で取引するのか
- 現物取引か、レバレッジ取引か
これらの組み合わせで、利用する取引所のシステムが変わる、というのを覚えておいてください。
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